「ケホケホッ…ケホッ…」 どうしよう…!発作だ… 周りがうるさくてまだ愛ちゃんも他の人も気づいてない。 そろそろ怠さも限界だし保健室いこ… 愛ちゃんに言おうと思ったが、 あの挨拶の人をじっくり見てたからやめた。 みんなが騒いでるうちにそーっと席を立ち、 近くにいた先生に話しかける。 「すい…ケホッ…ません…具合悪いので保健室行ってきます…」 「あらっ…!顔真っ青よ!ひとりでいける?」 「あ、大丈夫です…」 そのあと重たい足を無理やり引きずりながら、 体育館をでた。