生まれ変わった僕は君の妹になった

目が覚めたとき、俺は泣いていた。



めちゃくちゃ大きな声で
ひたすら泣いていた。



永く眠っていたからか
ぼんやりとした明かりしか見えなくて
周りにいるひとの顔なんて
わからなかったけれど
ただひとつ覚えているのは
愛しいあかりの声だった。



よかった、よかったという
涙まじりの優しい安堵の声と一緒に
俺の体を抱きすくめるあかり。
目なんか見えなくても
あかりの手だって温もりでわかった。



なんだそうか。
俺は死んでいなかったのか。
永く眠っていたけれど
とうとう目覚めることができたのか。