「神山さんも、花火大会行くの?」 相川君に再び名前を呼ばれたことに、私の胸のドキドキは止まらない。 「は…はい!!もちろんです!!」 せっかく話しかけてもらえたのに、私はこれしか答えられなかった。 相川君が私の名前を呼んでくれた。 入社して以来の大事件です… 今の一瞬で私の気持ちはますます大きくなりました。 相川君の笑い声が聞こえる中、私はゆっくりと席につき、伝票にはんこを押し始めた。 単調な仕事しか今はできそうにない。 頭の中は、相川君でいっぱいだから…