「ほら!食えよ!」 両手のふさがった私の顔の前に焼きたて熱々のフランクフルト。 大好きな人のかじりかけ… フランクフルトが…!! 「おいひぃです!!ありがとうございます。」 あっと言う間に相川君はフランクフルトを食べ終わり、 まだ何かを食べたいような表情でいろんなお店を覗いていた。 初めて知った相川君の子供っぽいかわいい一面。 10分の幸せの時間。 私はきっと一生忘れない。