「では、もう6:30ですので。 頑張ってください。」 「も、もう行っちゃうんですか!?」 森田さんってすごい頼りになるのにー! 「私にも仕事がありますので。」 私に丁寧にお辞儀をして、森田さんは階段を下りていった。 森田さんは私よりは年上だけど、 他の執事さんたちと比べると若い。 ずっと笑顔だし、優しいし、カッコいいし、 頼れるお兄さん、って感じ。 私は唾をゴクリと飲み、 七尾くんの部屋の扉に手を掛けた。