「クソ、荒々しい女だな。」 「相変わらず口悪いなー」 「黙れ。早く飯持ってこい。」 俺様めっ! 「分かったよ……」 渋々私はキッチンへ朝食を取りに向かった。 なんか昼休みに誘える雰囲気じゃないし……。 今日うまく行くかな……。 少しの不安と少しの期待を抱きながら 私は奏の部屋へ朝食を持って戻った。 結局昼休みの話は出来ないまま、 私たちは車で学校に向かった。