「なんで……顔赤いの?」


「うるさい!暑いの!」



バレちゃうかな。

本当は奏のことが好きだって。

奏とキスしたい……って。




うわー……

私って変態じゃん!


奏のこと言えないし!




「じゃあ脱げば?」


「ハ……」



奏は私が着ているメイド服の胸元のリボンをスルリとほどいた。



「ちょ、奏!?」


「急にあんな顔したお前が悪い。」



あんな顔って、真っ赤になっちゃったやつ?



なんでそんなんで……。




「奏!いい加減にっ……キャ……」



奏の腕のなかにすっぽりと体を収められ、

身動きが取れなくなる。




「奏……奏……!」




私が

ドキドキしてるの、バレちゃう……。