さくらを連れて家に帰った。 「またお仕事?」 「うん。昨日いっぱい遊べたからまた我慢してね?」 「する!私えらい?」 「うん。」 頭を撫でると、さくらは屈託なく笑った。 自分の部屋を出て、 奏の部屋の前に行く。 大丈夫。 いつも通り。 "コンコンッ" 「失礼します。 お掃除に伺いました!」 奏は椅子に座りながら携帯をいじっていた。 もちろん私のことは無視。