「おはようございます!」


朝6:30。

いつも通り奏を起こす。



「うるせー……」


「うるさくない!
朝ごはん持ってくるよ?」


「んー。それまでに起きるから。」


「嘘つくなぁー!」



私は奏の布団を剥ぎ、

力一杯体を揺すった。




「お前うぜー……」


「仕事だもん。」




奏は私を睨みつけながら体を起こした。




「よしっ、じゃあ朝ごはん取りに行ってくる!」



「ああ。」



まったく!寝起きはいつまでたっても悪いんだから……。