狙われし姫巫女と半妖の守護者



仲間全員分の想いをのせて、たちきってみせる。

「えええぇぇぇぇぇぇい!!!!」

皆の声が重なった。

皆の力が刀に乗る。

全力で傾ける体。

なにがあっても刀に絡ませた手。

すべて刀に傾ける。

その時、耳をつんざくような凄まじい音が轟いた。

私ははっとして上空を見やる。

紫の光が、真っ二つに裂かれ始めているではないか。

光の刃の切っ先によって。

その間から、無数の星々が顔を出し始める。

まるで希望の光のように私たちに降り注いでくれる。

やっと、希望が見えた。

私は大地を蹴り、背中を押され、力を一息に注いだ。

「いけぇぇぇぇぇぇっ!」