地面に足も付いていない、俯いているこの子のためにできること。
笑顔にする方法。
私だからできること……。
私は大きく頷いて、まず自分が笑顔になった。
「ねえ、じゃあ、お姉ちゃんと一緒に遊ぼっか」
ふっふっふと自慢げに笑いながら腰に手を当てる私を見て、天くんはやっと顔をあげた。
*・*・*・*・*
「けんけんぱ!」
小さな体が、カエルのようにぴょこぴょこ跳ねる。
跳ねるたびに、土に小枝で描いたなんだかあどけない輪っかに小さな足がつく。
「うまいね、天くん!」
「あはは、ぼく、けんけんぱの天才だもんね~」
天くんは親指をてやんでぇと擦ってすっかり一人前の男気取り。
「言ってくれますねぇ~!」


