卒業式が終わり教室で担任からたくさん話をされた。 それも終わり、帰っていくものもいれば、 ずっと話してたり、抱き合って泣いたりしている子もいた。 あたしはちぃと慶吾君と話していた。 ずっと、この学校に残っていたい気分だった。 高校卒業したら 青春が終わってしまうって思った。 10代は青春。 高校が一番華やかな年頃。 だけどもぁ終わってしまう。 そう思うと…切なくなった。 しばらくちぃ達と話していると… 「神崎…。いいか?」 あたしを呼んだのは… 仁志君だった。