「正直どうなんだよ」

と、春樹まで。

「正直もなにもな…俺は…」
「掃除は終わったかー⁇」

すると先生が来た。

二人は、げってした顔をする。

「まだ終わってないのか。さっさしろ」
「いやいやいやいや。待って⁇こんな広い体育館を三人でとか無茶ぶりだから‼︎」

と、陽は言う。

「つか第一俺と王子は関係無いっしょ」

と、春樹。

「まさか途中で見捨てるのかー」
「見捨てられるもんなら見捨ててるわ」

そんな二人の会話を聞いて先生は

「仕方ない。今日はもう帰ってよか」
「本当‼︎⁇」

陽は叫ぶ。

「よく頑張ったな」
「せんせーい‼︎」