「殴るなら、殴ればいい。 私は、貴方と仲良くしてみたいの。」 だから、もうちょっと私の方を見て、本当に嫌いか嫌いじゃないかは決めて欲しいの。 グッ 翔が私の胸ぐらを掴んだ。 「お前・・・。」 翔の目が見開いた。 そして、翔が胸ぐらを離した。 「その傷、どうしたんだよ。」 翔が私の胸ぐらを掴んだので、普段は服で隠れている部分の傷が見えた。 鎖骨より少し下のところにある、傷跡。