「さやちゃーん!!」 ギュゥゥゥ 「うっ・・・苦しい。」 日向が私に飛びついてきた。 まるで、犬みたいで可愛いんだけど、陽菜ちゃんの彼氏なので離れた。 「翔、大丈夫?」 「あぁ、平気だ。」 そう言って、微笑んだ翔。 翔のおかげで、勇気が出たのよ。 「まぁ、中に入って。」 皆をなかに招き入れる、みんなは驚いた表情であたりを見渡した。