「っうー・・・ふっ。」 甘い吐息が、漏れる。 酸素不足になりそう。 頭がクラクラして、倒れそう。 「お前の不満の顔 すげー、そそられる。」 息ができなくて、頭に酸素がいかなかったら、顔が熱を持っている。 何度しても、キスは慣れない。 「お前は我が儘言えねぇよ。 一生な。」 静かに頷く、そうだ私は我が儘言えない立場だったんだわ。 《私は罪深き女だから》