「好きな人はいるんで!!」 私は、白石樹の肩を押してまた跳ね除けようとした。 けど、次は押してもビクともしなかった。 「流星より、俺の方がいいだろ?」 いきなり、口調が変わった。 俺・・・とか、言うんだこの人。 そういえば、流星って空に流れる星のこと? 「流星って、空の?」 「違う、黒龍の王の通り名。」 当麻ってそんな風に言われてたんだ。 「それより、ここで待ってて。」 白石樹は私にそう言って、周りにいる男の人たちのもとに向かった。 男の人たちは、白石樹に尊敬の眼差しを向けていた。