『黒龍?そんなもの俺らが潰してやる』 ――――なんで、この人が紗綾ちゃんと? 『全国1は俺ら、鳳凰だ。』 ――――黒龍の敵 鳳凰 『俺は、総長の炎王だ。』 ――――7代目 総長 炎王といるの。 車のドアが閉まると、どこかに車は行った。 紗綾ちゃんは、私の方に来て「遅れて、ごめんね。」と言った。 「いいよ、気にしないで。」 遅れたことなんて、気にしない。 けれど、炎王と居ることが気になるんだよ。