私はショッピングモールの入口で、紗綾ちゃんを待っていた。



数分経つと、車がやってきた。



その中から、紗綾ちゃんが降りてきて中の人に何かを言っていた。



私は、紗綾ちゃんのもとに急いで向かった。



車の中の人の顔がチラッと見えた。



その人は、男の人で見覚えのある顔だった。



一体、誰だろう・・・まぁ、気にすることなんてないよね。




「紗綾ちゃ・・・。」




私は、驚きのあまり最後まで言うのをやめた。



車の中の人と瞳があった。



今さっきは、あんまり顔が見えなくて分からなかったけど・・・なんで、コイツがここにいるの。