「大丈夫? コイツ俺の幼馴染なんだけど。」 日向は私の手と陽菜さんの手を離し、そう言う。 「陽菜、バカだから気にしないで。」 「なっ、日向!誰かバカって?」 「全部、ひっくるめて。」 そう言って、日向は相変わらず笑った。 陽菜さんの笑顔は誰かとかぶると思ったら、日向とかぶっていたんだ。 海に陽菜さんとも行くことになるんだ。 陽菜さんみたいな人だったら、一緒にいて楽しそう。 「思ったけど、なんで二人一緒なの?」 日向がキョットンとした、表情で私たちに聞いてきた。