「あんた地球を破壊しに行ったんちゃうん?いつまで経っても帰ってこうへんし。帰ってこんならこんて連絡せんと、ご飯とか都合あんねん‼あんたおらんだら、お父さんだけやで簡単なもんで、それこそ鮭茶漬けでええのに、帰ってくるかわからんで、揚げ物とか用意して待ってんねん‼揚げ物は、ガス周りが汚れて面倒やねん‼もったもたもったもた、いつまでも帰ってこんで様子見に来たら、なんやこのザマ⁉はよ、とっとと終わらせて帰んで‼自分のケツは自分で拭かなあかん。あんたが自分の手で地球を…てなんや、その困りましたて顔。眉毛八の字に下げたら、おかんが許す思ったら大間違いや。はよ破壊せんかい。簡単やないか、こんなちっぽけな星。なんや、腑抜けにでもされたんか。前やったら、なんでもすぐ出来る子やった。牙でも取られたんか?それやったら、おかんに任せとき。また牙、生えたらええんやろ?あんたはなんも心配せんと、おかんに任せとき」


光の矢が貫いた。


え‼いきなり⁈


だがこの、アフロリアンを助ければ、もっひーも我を失わずに済むはずだ。


私はとっさにアフロをひっ掴む。


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文字通りアフロだけ取れてしまい、つつかなく地球は滅んだ…。