―自然豊な香りと木々に包まれたこの村


桜島村通称隠れ島


この村では``カミサマ``というものがいるらしく

毎年行われる村祭りの前夜、``カミサマ``からの質問に答え、正解しなければ

『殺される』

という言い伝えがあるらしい。

そして俺はその村に足を踏み出そうとしている

      
俺の名前は「柊木拓也」東京から越してきたばかりの高校1年生だ。



父「もうすぐで着くぞ~!」


母「なんだか楽しみね~」


拓「あぁ。そうだね。」


なんでか分からないが、俺はこの時
この村に入ってはいけないと思ったんだ。


父「さぁ。着いたぞ」



うわぁ…。



東京とは全く違うぶっちゃけて言うと…田舎って感じだ



母「早く家に行きましょっ!」


そしてまた車を走らせた


この時、俺が無理にでも親を止めていれば良かったんだ

そうこれが『終わりの始まり』を告げる合図だった――