彼女と一緒なら、何も怖くない気がした。 それくらいに、彼女を思っていた。 「・・・ありがとう・・・」 それから、何時間そうしていたんだろうか。 彼女の腕の力が、ふっと緩んだ。 俺は、彼女から体を離す。 そして、目をジッと見た。 彼女の目は、ウサギのように真っ赤だった。 その真っ赤な目で、彼女はニコリと微笑む。 「なにか・・・飲む?・・・アイスコーヒーでいい?」 「あ・・・はい」