あの日と、何も変わらないようだった。 変わったとすれば・・・俺が雨に濡れてびしょびしょなのと・・・決意が固まった事かもしれない。 禁断の恋・・・? バカみたいな失恋・・・? ・・・上等だよ。真正面から、受けてたってやる。 彼女はあの日と同じように玄関から出てきて、あの日と同じように困ったように微笑んだ。 そして・・・あの日とは違う発言をした。 「・・・家出でもしたの?」 俺は、彼女に歯を見せた。 精一杯の笑顔で、彼女に笑いかけた。