「だからさ・・・だからさ・・・」 言葉が出てこない。 のどにつっかえて、出てこない。 「だから・・・だから・・・」 「ありがとう」 彼女の言葉が、俺の言葉をさえぎった。 「ありがとう。今まで・・・あたしを愛してくれて」 俺は、上半身だけ起き上がった。 彼女も上半身だけ起き上がる。