・・・自分の幸せ・・・?? 考えた事もなかった。 頭の中はずっと、天音さん幸せばっかりだった。 ・・・自分の幸せ。俺の・・・幸せ?? 「俺は・・・見たくねぇんだよ。お前が傷ついて、立ち直れなくなんの」 巧の目を見る。 どうしてこいつはこんなに、他人思いなんだろうか??優しすぎる。 俺は一度、こいつを傷つけたのに。 なのにこいつは、俺に「自分の幸せを考えろ」そう言う。 俺は・・・巧の幸せをぶち壊したのに。 目をつぶった。天音さんの顔を思い浮かべる。