なんであの日、こんなにも優しい手を、俺は振り払ったんだろう?? 傷ついたのは、自分だけだと思った。 ・・・だけど、きっと違う。 俺にあんな風に言われて、同じくらい天音さんも傷ついたはず。 どうして、自分の事ばっかりなんだろう?? 天音さんを支えられるぐらい、大きくなりたいのに。 強くなりたいのに。 「・・・俺こそ・・・本当に・・・ごめん・・・」 強くなりたい。 誰も傷つけないくらいに。 傷つけられても、へっちゃらな位に。 いつか・・・天音さんを守れる位に。