*** 「好きです!」 「え、えっと… ごめんなさい…」 次の日、朝から呼び出された私。 今私の前にいるのは、同じクラスの山崎光くん。 スポーツマンで、野球部に入っていて先輩からも人気があるってこの前、千穂が教えてくれた。 今日も断っちゃった… なんて相手のことも考えるけど、私がこうやって言われる資格なんてない それに、湊のことを思い出して泣きたくなっちゃうから こうして言われるのは、私的にあんまり嬉しくなかったりする。