それがしばらく続き。 学期が新しくなると、学校行事並に盛り上がる席替えをすることになった。 それまで楽しみだった席替えも、この時だけは。 どうしてもしたくなかった。 これをしてしまえば湊と離れてしまう。 もう隣で話せなくなってしまう。 小さなことだけど、私にとって隣に湊がいることは毎日が幸せなくらいだった。