晴れ、時々、運命のいたずら




「翔太がローマ字…。」



封筒の差出人の名前を優しく指でなぞる。



「FUではなくてHUと書く癖がある事…。」



優しく問いかける。



「ちゃんと覚えていたんだよ…。」



有紗の肩にも雪が積もり始める。