俺がそんな事を思ってる中、胸元を掴むカシワギの手がゆっくりと下がった。
『久しぶりだな、メグミ』
カシワギの顔が引き吊ってるように見える。
『うん、久しぶり』
メグの表情は余裕があって、不適に笑みを溢していた。
なんだろ、この空気…………………。
メグは2番目の住人、カシワギは3番目の住人。
お互い知り合いなのは明らかだけど、俺の中でメグは強烈にインパクトがある人物で…………。それと同じくらい強烈なカシワギが同じ空間にいるのが恐い
それに絶対この2人が挨拶程度で終わると思えない。なんか起こりそうな予感……………
『最近見かけねーと思ったけど、お前どこに潜伏してんだ?』
先に話を切り出したのはカシワギだった。
『あら?あたしの事気にしてくれてたの?すごーくありがた迷惑なんだけど』
『……………』
カシワギの顔が余計に引き吊っていた。
俺的には穏便に済ませたいというか……………
とにかく火に油を注ぐような事は言わないでほしい
ってかこの2人、めちゃめちゃ仲悪そうなんだけど。その間に挟まれてる俺って………。



