「近未来少年少女」




でもリーダーが誰かに話す事はまずないと思う。

俺はグルグルと色んな憶測を頭で組み立てていた。


『ちょっとどうなのよ?』

そんな中、メグが再び俺を急かす。


『ど、どうって……ち、ちょっと待ってよ。
色々ゴチャゴチャで何がなんだか…………』


『じゃ、言い方変えるわ。
あんたどこまでミノルの事、思い出せたの?』


『なっ………!』


思い出せたのって…………
俺がミノルの記憶を失ってる事も知ってる?

俺は余計に混乱して、何も言えなくなってしまった。それどころか何でも知ってるメグに恐怖すら感じてる。

そんな様子を見たメグはゆっくり俺に近付いてきた


『大丈夫、あたしはあんたの味方だから』


そう優しく肩を叩かれた。
それでも俺の動揺が取れる事はない。


『なんでミノルの事………』

これが分からなければメグを信用する事は出来ない


『ミノルはあたしの弟だから』

ドクン、ドクンと心臓が跳ね上がる。


『…………ま、まじで?』

それは予想してなかった。まだ心音がうるさい中、メグがぷっと吹き出した。


『嘘に決まってんでしょ』

『え"』

ただならぬ空気だったのに、メグは楽しそうにクスクスと笑っている。