いやいや、ないでしょ。
リーダーはメグの事、あんまりいい風には言ってなかったし、どっちかっていうとマイナスの印象しかない。
『嘘だと思うならダイキに聞いてみ・れ・ば?』
『………』
絶対にふざけてるだろ。
これは完全にメグの嘘だな。俺はそう勝手に決め付ける事にした。
その後もなかなか本題に入れず、メグの独特のペースは続く。
『ダイキの仲間なら、あの平屋から出てくように言ってよ』とか『あれはあたしがあたしの為に作った家なんだから』とか。
『つーか、作ったとかあり得ないでしょ』
俺がそう反論したら、
『あんた男のくせに平屋の1つも作れない訳?』と呆れられたり………。
とにかく総括すると、メグはただ者じゃない。
『って、こんな話しはどうでもいいのよ!』
メグの一言で、下らない雑談はやっと終わった。
まぁ、ひとりでペラペラ喋ってたのはメグ自身だけど。
メグは組んでいた足を下ろして、背筋を伸ばした。
『あんたもあたしに話しがあったんじゃないの?』
自己中で自分の事しか考えてないと思いきや、
意外と勘は鋭いらしい。
『あんたの顔にずっとそう書いてあったよ』
『………』
確かに俺はメグに会いたかったし、話したかった。
それは夢の中で誰かがメグミに会えと言ったから。
信じてもらえないと思ったけど、
俺はメグにその事を話した。



