『……………じぁ、カシワギと仲間になったらここから出れるって言うのかよ?』
俺はカシワギの言葉にむかついて、少しキレぎみだった。
だってカシワギの言う事は全部決め付けで、まるでリーダーのしてる事は無駄だって言ってるみたいだ
『あぁ、出れる』
カシワギの返事は一言だった。
その自信満々の顔を俺は全く信じる事が出来なかった。
『……………カシワギもこの世界から出たい…の?』
多分信じられないのはそこだ。
リーダーは俺に全てを話してたくれた。過去の事も出口を探す理由も。でもカシワギにはそれがない。
『俺は出ねーよ。目的は別にある』
『もく……てき?』
『俺にはこの世界から出ようって必死になってる
お前らの気が知れねーけど、出口を探したいなら俺に付いた方がいいぜ』
言ってる事がめちゃくちゃだ。
それとも俺に理解力がないだけ?
『なんでここから出たくない奴に付いてって出口が見付かるんだよ……?それに出口を見つけたって
カシワギには何の得もないじゃん』
『さっき言っただろ、俺には別の目的があるって。それ以上詮索するんじゃねぇ、殺すぞ』
なんだそれ。だから信用出来ないんだって。
でもこの自信は何か掴んでるからこそ、湧いてくるものだと思う。だから……………
『根拠は?そんな自信満々に言う根拠は何なんだよ?』



