周りは皆、地理の教科書を開き、ノートなどを出している。 少し珍しそうに私を見ている人もチラほや。 中に心配そうに私を見る楸も…。 「おい、どうした?早く教科書出せ。」 そう言ってくるのは目の前にイライラし始めている先生で…… 「はい、すみません」 机の中から地理の教科書とノートを出したこと見届けた先生は 途中で止めたであろう説明を読み始めた。