ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】

キスなんて何回もしてるのに…そんな風に恥ずかしがる姿にたまらなくなる。




「真由美、まだたりないから顔あげて?あ、たまには真由美からしてほしいな。」





『〜っ!恥ずかしいから無理よ!』





そういって顔をあげようとしない。

照れる真由美につい意地悪したくなる。




「真由美はやっぱり俺とキスしたくないんだ…。」





そんな事思ってないとわかったのに言ってごめんね?




でも真由美からして欲しいんだ。
俺を求めて欲しいんだ。





『だって…私キス下手だもの。
渉としか経験ないのに…渉がしてくれるような気持ちいいのなんて出来ない。

渉はどうしてそんなにキスが上手なの?…誰かに教わったの…?』





話しながら声のトーンが低くなっていく真由美。
ああ…また勝手に勘違い起こしそうだな…