泣いてるまゆみに対してゆるゆると上がる頬。





ヤキモチ妬いてくれたことが嬉しくてついにやけてしまう。





『過去にまで…嫉妬なんて…嫌よね…っく…ウザイ…よね…っ！！』





「ヤバイ…」




『…そ…だよね。ごめ…っ。』




手の甲で涙を拭いながら、俺から離れようとする。





『忘れて？…もうそんな事思ったりしないから…』





「…ヤバイくらい嬉し過ぎなんだけど！」





離れようとした真由美を引き寄せて顔を覗き込んだ。