『似てるだなんて言わないでよ。俺以外の男に共感しないで…。…他の男の心配なんてしないで。』





唇が振れるか振れないか位の距離で話しかける。





『ごめん。でも私が好きなのは渉だけよ?』





そう言って唇を重ねてくれる真由美。





唇から全身に甘い感覚がはしって真由美を強く抱き締めた。





『渉は?今日はどんな事があったの?』





俺の腕の中で問いかけてくる真由美。









そう、俺らの中でできたひとつの約束。





それはその日あった出来事をお互い話し合う事なんだ。