ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】

これ以上観察されたくなくて片方の手で顔を隠し歩く。





『くすっ。ごめんね?でも祐介が言ったんだよ?私は祐介を見て歩いてればいいんだって。』





…俺…無意識で言ったと思うけど、そんな恥ずかしい台詞よく言えたよな。





『今まで照れ臭くて言えなかったけど、すごーく嬉しかったんだ!

だから…これからも思っている事はちゃんと伝えてほしいな。ってそういうの苦手なんだっけ…。』





「…出来るだけ頑張る。けど、期待すんなよ?」





意識したらきっともっと言えなくなるから。





「あ、でも一つどうしても言いたい事あった。」





『何?どんな事?』





嬉しそうに尋ねられると言いずれーんだけど…