『ありがと…でもさすがにこの形は貼りずらいし…それに…』




すごく言いずらそうに…けれどどこか笑いを堪えた様な顔で俺から目を反らした。




「それに…何だよ?」




『祐介さ、湿布と冷え○タと、同じモノだと思ってるでしょ?』




「…違うのかよ?」




同じじゃねーの?デコに貼りやすい形の湿布が冷え○タだろ?




クスクスとおかしそうに笑うまどかに何かおかしな事言ったか?と不安になる。



『あのね…湿布と冷え○タは同じじゃないんだよ?』



「…は?」




『湿布には痛み和らげるような成分が含まれてたりするけど…冷え○タには多分…含まれてないよ。ホントに熱を下げるだけのモノだと思うな。』