ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】

小田切の言葉を思い出す…



思ってることはちゃんと言葉にしてほしい

態度だけじゃなくて言葉で。




泣きながら嗚咽まじりで一所懸命伝えてくれたまどか…。




自分のキモチ伝えるなんてした事ねーし、うまく伝えられるかなんて自信ねーけど…




言葉にして欲しいってまどかが望んでるなら…




伝えて喜んで受け止めてくれるなら…








「俺…まどかが大好きだ…。」




ピクンと小さな体が俺の胸の中で少しだけ跳ねた。




「まどかが俺の事意識してくれたのって、デコぶつけて、体育教官室連れて行った日より後だろ?


俺はその前から…ずっとまどかが好きだった。」




ずっと話す機会がねーかって思ってた。