顔をあげて、部長を見上げる。
その顔は悲しさ?寂しさ?見たことのない部長がいた。
『認めてあげたら?』
いつの間にか、奥さんが部長の横に立っていて
部長の肩に手を置いて、裕美そっくりの笑顔で俺を見つめてくれていた。
『母さん。しかし…』
困惑した顔で奥さんを見上げる部長に
『谷口さんなら認めてもいいって、今あなたが言ったばかりなのよ?』
その言葉に、何も言えなくなった部長。
『いいんですか?谷口くんと裕美ちゃんじゃ年が離れすぎてますよ!?』
松嶋が、奥さんに考え直せとでも言うような口調で口を挟む。
けれど
『あら。8、9才位どうって事ないわ。私とこの人も7歳離れてるし、
世の中もっと年の離れてた夫婦もいるんですもの。
ようはお互いの気持ちを大切にできる相手に出会えるかだと思うの。
谷口さんなら私も安心して裕美を任せられるわ。』
あたたかい奥さんの言葉に
胸の中がジーンと熱くなってくのがわかった。
その顔は悲しさ?寂しさ?見たことのない部長がいた。
『認めてあげたら?』
いつの間にか、奥さんが部長の横に立っていて
部長の肩に手を置いて、裕美そっくりの笑顔で俺を見つめてくれていた。
『母さん。しかし…』
困惑した顔で奥さんを見上げる部長に
『谷口さんなら認めてもいいって、今あなたが言ったばかりなのよ?』
その言葉に、何も言えなくなった部長。
『いいんですか?谷口くんと裕美ちゃんじゃ年が離れすぎてますよ!?』
松嶋が、奥さんに考え直せとでも言うような口調で口を挟む。
けれど
『あら。8、9才位どうって事ないわ。私とこの人も7歳離れてるし、
世の中もっと年の離れてた夫婦もいるんですもの。
ようはお互いの気持ちを大切にできる相手に出会えるかだと思うの。
谷口さんなら私も安心して裕美を任せられるわ。』
あたたかい奥さんの言葉に
胸の中がジーンと熱くなってくのがわかった。