思い出して赤くなる俺を見て皆笑い始めた。



『すっげー真っ赤だぜ?そんなに好きか!』



『中川から声かけて落としたんだろ?』




冷やかす声につられて集まる野郎の人だかり。




ただただ、予想外な事に、冷やかされる事に赤くなるしか出来ない俺。




なんだよコレ。




言わなきゃ解放してくんねーのかな?




『中川って見た目と違って純情じゃん!』




…くっそ。調子狂うな。




『高橋が付き合う位だし、いいヤツなんじゃね?』




その言葉に相槌をうつヤツが数人…。




「まどかってもしかして…モテんの?」




尋ねた瞬間…シーンとなって…




どっと笑いが起きた…