俺の横を歩く裕美の右腕は俺の左腕に絡まってて、
左手はカギを持って嬉しそうに眺めながら歩いてる。
こんなに喜んでくれるんだったらもっと早くに渡しておけば良かった。
『あっ!和弘の部屋って何号室なの?
前に駐車場までは行ったことあったけど、部屋まではまだ行ったこと無い。』
言われて気づいた。
「そうだったな。俺の部屋5階なんだ。
…今から来るか?」
『行ってみたい!』
「そのカギ作ってからまだ1回も試してなかった。
ちゃんと使えるか試してみるか!」
そう言う俺に満面の笑みで頷く裕美に胸がドキンと鳴った。
左手はカギを持って嬉しそうに眺めながら歩いてる。
こんなに喜んでくれるんだったらもっと早くに渡しておけば良かった。
『あっ!和弘の部屋って何号室なの?
前に駐車場までは行ったことあったけど、部屋まではまだ行ったこと無い。』
言われて気づいた。
「そうだったな。俺の部屋5階なんだ。
…今から来るか?」
『行ってみたい!』
「そのカギ作ってからまだ1回も試してなかった。
ちゃんと使えるか試してみるか!」
そう言う俺に満面の笑みで頷く裕美に胸がドキンと鳴った。

