「濡れて帰るしかないよね…。」 「風邪引かないでよ。」 柚子香は心配そうな目で私を見た。 「大丈夫だよ! 少しおさまるまで待ってみるよ!」 私は柚子香に心配かけたくないから 笑顔で言った。 「そっか…。じゃあすず、またね。」 「うんばいばい。」 柚子香は自分のピンクの傘をさして 帰っていった。