「さてと。熱も下がったみたいだし、ご飯食べよっか。食欲はある?」

あたしの額に手を当ててお姉ちゃんがほほえむ。
「うん。」

あたしも立ち上がってテーブルにつこうとした。
そして、何かがはらりと自分の膝から落ちたのに気がつく。

「あれ?これって…。」