好きな気持ち【完】




「そんなの簡単じゃない、告白したらいいのよ」



あたしの隣でしれっとそう言ったのは親友の佐原 駒李。



「だー、かー、らー!!!


告白出来ないって言ってんだろーが、はげ!


聞いてた!?あんた人の話聞いてたの!?」



「じゃ、あんたは他に好きな人ができるまでずっと想ってるの?


自分で今言ったじゃない、告白なんて絶対されないって。


あたしはフられるの分かってて告白出来ないような奴と親友になった覚えはないけど?」



駒李の言うことは当たっている。


相手は学年だったら一番人気なんじゃないかって言われてるクラスの理玖斗。


アホだけどノリいいし絡みやすいしかっこいい。


これはモテるよね。


ま、あんまり告白はされてないけど。