そして!!


只今ハンバーグ作り中なんだけど…



―――ジーーーーー…


そうなんです…


左から視線を感じるんです…


そう。左にいるのは涼介君です…


それも、私の隣で突っ立ってるだけです…


もう恥ずかしくてしょうがない!!


よし!!聞いてみよう!!



「りょ…涼介?」


「ん」


「な…何見てんの?!」


「ん?いや。優エプロン似合ってんなーって思って」


「そ…そう?ありがと」


「ん。可愛い」


「/////?!」



う…嘘…涼介がそんなこと言うなんて…!!


明日は雪だ!!


でもちょっと嬉しかったな~なんて…


ふと涼介を見ると、すっごく焦った顔をして、



「バ…バーカ!!嘘に決まってんだろ?!それを信じるとか…
バカじゃねぇの!?」


「…。」


やっぱりさっきの撤回


私は怒ってるからか、お肉をこねる力が強くなってる


だから、無言で手を洗ってスタスタと玄関へ向かった