?「やぁ……今日も相変わらず醜いね…。」
────────鎖で何重にも巻かれた、
まだ10代の少女。
『…………………………。』
少女は男に何も答えない。
そもそも答えられるはずがない。
……………少女は気を失っているのだから。
その様子を見た男は
わざとらしくため息をつく。
?「はぁ…………ご主人様である俺を
無視するなんて酷いじゃないの………。
そんな悪い子にはお仕置きだよ?」
そう言ったかと思うと、男は突然
懐からおもむろに拳銃を取り出すと、
───────バンッッッ!!!
─────なんのためらいもなく、
少女の右肩を撃ち抜いた。


