「さすが委員長さんね。…少し、重くないかしら?」 まあ、確かに重いけど… 「いえ、これくらい大丈夫です!1年4組に持っていけばいいんですよね?」 さっきの説明の復唱をすると、中島先生はにこっと笑って頷いた。 「ありがとう。じゃあ、私は他に仕事があるから…」 そう言うと、先生は急いで職員室に戻っていった。 「大変そうだな…」 あ、私も急がないと…昼休みがなくなっちゃうよ。